エアリズムとは?ドライ・冷感・消臭機能の秘密、最新アップデートポイントを徹底解剖!

エアリズムとは?ドライ・冷感・消臭機能の秘密、最新アップデートポイントを徹底解剖!

汗をかいてもすぐ乾き、サラッとした肌ざわりが続く、ユニクロの機能性インナー「エアリズム」。吸汗速乾、接触冷感、抗菌消臭といったさまざまな機能を持ち、さらに年々進化を遂げているエアリズムの特長と、高機能の秘密を紹介します。(文・山木 聖)

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「エアリズムUVカットメッシュパーカ(長袖)」

日常生活に快適さを提供してくれる”LifeWear”エアリズム。

「暑いときは着るものを減らす」という常識を「着た方が涼しい」に逆転させてくれるインナー、エアリズム。
「衣服内の環境を整え、毎日の生活を快適にする」というコンセプトから生まれた、ユニクロの”LifeWear”を代表する商品の一つがエアリズムです。

その歴史は、2007年・2008年に発売された機能性インナー「サラファイン(ウィメンズ)」と「シルキードライ(メンズ)」に始まるようです。2011年までに累計販売枚数約5,400万枚を記録した両シリーズを、2012年から順次統合。2013年から世界共通ブランド「エアリズム」として本格始動しました。

同年夏にはエアリズムの「10万人世界同時トライアル」を実施。世界13の国と地域で、応募者の中から合計10万人にエアリズムを無料配布。実際に着てみた後、エアリズムの“究極の心地よさ”を実感できたかどうかをWEB上で投票(Yes/No形式)してもらったのだとか。結果は、98.7%が「Yes」。日本発、最新の機能性インナーが世界に驚きと感動を持って迎えられたことがよくわかります。

ちなみに筆者の「初エアリズム」はシンプルなキャミソールでした。夏場気になっていた背中の汗ジミやシャツの貼り付きが解消され、一枚多く着ているのに涼しいことが驚きでした。

ちなみに筆者の「初エアリズム」はシンプルなキャミソールでした。夏場気になっていた背中の汗ジミやシャツの張り付きが解消され、一枚多く着ているのに涼しいことが驚きでした。

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「エアリズムキャミソール」

ネックライン、脇、裾に縫い目のないシームレス仕様で、アウターにも響きにくいエアリズムの最新ブラトップ。

ネックライン、脇、裾に縫い目のないシームレス仕様で、アウターにも響きにくいエアリズムの最新ブラトップ。

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「エアリズムシームレスVネックブラキャミソール セットアップ可能」

上の写真のブラキャミソールとセットアップで使えるエアリズムのショーツ。

上の写真のブラキャミソールとセットアップで使えるエアリズムのショーツ。

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「エアリズムウルトラシームレスショーツ(ビキニ)セットアップ可能」

まずは最新エアリズムの基本機能をチェック。

エアリズムはその後も、ユーザーの声や先進の技術を採り入れて年々進化を続けています。まずは、その基本的な機能を紹介しましょう。アイテムによって多少異なりますが、WEBページに書かれている現在の基本機能を抜き出すと…、

【ドライ(吸汗速乾)】※1
汗をかいてもすぐ乾く

【接触冷感】※1
着た瞬間にひんやりとする涼しい着心地

【ストレッチ】※1
伸縮性のある素材で体にフィット

【風合い】※1
極細繊維ですべるような、なめらかな肌ざわり

【抗菌防臭】※2
においのもとになる雑菌の繁殖を防ぎ、汗などによるにおいの発生を防止

【消臭】※2
特殊加工で衣服に付いた汗などのにおいのもとを吸着・中和して消臭

【吸湿・放湿】※3
呼吸する繊維が、衣服内を除湿

【放熱】※4
体から出る熱を素早く逃がす

【UVカット】※4
紫外線を90%カット(ウィメンズクルーネックT8分丈)

※1メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビーすべてに共通
※2メンズ、ウィメンズ、キッズ
※3ウィメンズ、キッズ、ベビー
※4ウィメンズのみ


エアリズムをすでに着たことのある方なら、こうした機能をしっかり実感していることでしょう。
…でも、なぜなんでしょうか。なんですぐ乾くんでしょう。どうしてエアリズムの生地はあれほどひんやりサラサラして気持ちいいんでしょうか。そこが気になる方のために、次項からはエアリズムが心地よいワケに迫ります。

メンズのインナーシャツは、着心地サラサラの「エアリズム」と、通気性が約2倍になった「エアリズムメッシュ」、縫い目が少なくアウターに響きにくい「エアリズムシームレス」の3タイプ。タンクトップや長袖もあります。

メンズのインナーシャツは、着心地サラサラの「エアリズム」と、通気性が約2倍になった「エアリズムメッシュ」、縫い目が少なくアウターに響きにくい「エアリズムシームレス」の3タイプ。タンクトップや長袖もあります。

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「エアリズムクルーネックT(半袖)」

白シャツの下に着てもほぼ透けないシームレスタイプのベージュは超おすすめのアイテム。ブルーのシャツのインナーには薄いグレーがおすすめです。

白シャツの下に着てもほぼ透けないシームレスタイプのベージュは超おすすめのアイテム。ブルーのシャツのインナーには薄いグレーがおすすめです。

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「エアリズムシームレスVネックT(半袖)」

「汗をかいても快適」なワケはオリジナルの超極細繊維にあった!

さてここからは、「エアリズムに関する素朴な疑問を解決しよう」のコーナーです。

エアリズムって、じつはメンズとウィメンズで微妙に機能が異なるのはご存じでしょうか。それぞれが求める機能の違いによって、またアイテムによっても素材を変えて、さまざまな快適さを追求しています。

エアリズムを作るためにユニクロがタッグを組んでいるのは、世界的な素材メーカー「東レ」と「旭化成」。
主にメンズを東レが、ウィメンズは東レと旭化成が分担して素材を提供しているようです。
エアリズムというのはTシャツやキャミソール、ボクサーパンツやショーツなどいろいろなアイテムを作るための「生地」はもちろん、その生地を作るための「糸」、ときにはその糸を作るための「ポリマー」の段階から、オリジナルなんだそうです。

それこそが、エアリズムの高機能の秘密。
例えば、なぜエアリズムは、汗をかいてもすぐ乾くのか。
生地のもとになる原糸を、「超」が付くほど極細にしているから。というのが大きな理由の一つのようです。
エアリズム用のポリエステル原糸の細さは約8マイクロメートル(0.008mm)。髪の毛の1/12くらいまで細くした原糸です。マイクロ化したそのポリエステル原糸約100本を束ねて1本にした糸をまず作り、それで生地を編んでいるのだとか。

肉眼では1本の糸に見えても、実際は糸と糸の間に超微細な隙間がたくさんあるため、汗をかくと毛細管現象がものすごくよく働いて素早く汗を吸い取り、繊維の隙間を通って表側へ素早く拡散しながら蒸発する。さらにその過程で気化熱(水が蒸発するときに周りの熱を奪う現象)によるクーリング効果も期待できるのだそうです。
だからエアリズムは、化学繊維でできていても汗をよく吸い、乾きも速く、衣服の中がいつも快適に保たれるんですね。

高機能なマイクロポリエステルが89%含まれ、常にさらりとした感触が続くボクサーパンツ。このタイプに加え、リラックスしたはき心地のトランクスタイプやステテコもあります。

高機能なマイクロポリエステルが89%含まれ、常にさらりとした感触が続くボクサーパンツ。このタイプに加え、リラックスしたはき心地のトランクスタイプやステテコもあります。

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「エアリズムボクサーブリーフ(ローライズ・前閉じ)」

なめらかな肌ざわりと縦横自在に伸びる高いストレッチ性、汗をかいても乾きやすいドライ機能でスポーツシーンを快適にサポートしてくれるタイツです。ハーフパンツを重ねてジョギングなどに。

なめらかな肌ざわりと縦横自在に伸びる高いストレッチ性、汗をかいても乾きやすいドライ機能でスポーツシーンを快適にサポートしてくれるタイツです。ハーフパンツを重ねてジョギングなどに。

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「エアリズムパフォーマンスサポートタイツ」

「ムレにくく快適」なワケはキュプラを使ったオリジナル糸にあった!

エアリズムに関する、もう一つの素朴な疑問。
なぜエアリズムは、これほど素肌に心地よく、ムレにくいのでしょう。

その理由の一つが、エアリズムのキャミソールやタンクトップ、ウィメンズのクルーネックTなどに使われている旭化成の「ベンベルグ(一般名キュプラ)」という素材。綿花の種を包むフワフワのうぶ毛(コットンリンター)を主原料にしている再生繊維です。

キュプラの特徴は、繊維の側面に溝がなく断面が真円に近い丸になるほどなめらかであること。そして繊維の中に湿気を吸いやすく吐き出しやすい隙間(非結晶部分)が多いこと。さらに繊維に含まれる水分率が絹と同じくらい高いことだといいます。

ユニクロは、この利点に着目。研究を重ねてキュプラを中心とした新しい複合糸を作り、さらにそれをマイクロ化したのだそうです。それによってエアリズムに、「繊維自体が余分な湿気を吸って放出する機能」が加わりました。もちろんキュプラの、肌に刺激の少ないすべりの良さも生かされています。またこの素材の持つ水分率の高さは、エアリズムが肌に触れたときのほんのりひんやりとした感触にも一役買っているようです。
肌に優しく、ムレやベタつきのない快適さを求める女性のニーズに、エアリズムは、キュプラを生かしたオリジナルの糸で応えたんですね。

着た瞬間からひんやり気持ちいい!発色も美しいキュプラが12%含まれ、UPF40の紫外線カット機能もプラス。手の甲までカバーしてくれるサムホール付きです。

着た瞬間からひんやり気持ちいい!発色も美しいキュプラが12%含まれ、UPF40の紫外線カット機能もプラス。手の甲までカバーしてくれるサムホール付きです。

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「エアリズムUVカットメッシュパーカ(長袖)」

脇に汗ジミを防ぐパッドが付いたキャミソールは素肌に心地よいキュプラ31%。必要のないときはパッドを内側に収納し、普通のキャミソールとして使えます。

脇に汗ジミを防ぐパッドが付いたキャミソールは素肌に心地よいキュプラ31%。必要のないときはパッドを内側に収納し、普通のキャミソールとして使えます。

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「エアリズム汗取りキャミソール」

「抗菌防臭・消臭機能が続く」ワケは加工技術のアップデートにあった!

最後の素朴な疑問は、エアリズムの抗菌防臭・消臭機能についてです。
着るたびに洗濯するアイテムの多いエアリズム。洗濯を繰り返しても、その機能性は落ちないのでしょうか?

日常生活の中でにおいの原因になりやすいのは、アンモニアや酢酸、イソ吉草酸、ノネナール、雑菌や部屋干し臭など。エアリズムは繊維に施した抗菌防臭加工でにおいのもとになる雑菌の繁殖を防ぎ、消臭加工で生地に付いたにおいのもとを吸収、中和しているのだとか。
ポイントは、出来上がった生地への後加工ではなく、繊維自体にその機能を持たせるようアップデートしていること。
このアップデートによって、洗っても抗菌防臭・消臭機能が低下しにくくなっているのだそうです。

そして「アップデート」というのはエアリズムを知る上で欠かせないキーワード。
今回紹介したオリジナル繊維の開発や特殊加工をはじめ、アイテムごとの繊維の混紡率、生地の編み方や縫い合わせ方、首まわりのデザイン、身丈や袖丈の長さなどなど…。エアリズムはあらゆる面で、毎年のようにしっかりアップデートしています。
春夏だけでなく、一年中快適に過ごすためのニューアイテムも続々登場。

最先端の繊維テクノロジーとユーザーからの要望によって、年々進化をとげるエアリズム。今後も要チェックです!

エアリズムの高機能がギュッと詰まったUVカーディガン。日常のあらゆるシーンに、ウォーキングやヨガなど軽めのスポーツに、リゾートでの羽織にも使える便利アイテムです。

エアリズムの高機能がギュッと詰まったUVカーディガン。日常のあらゆるシーンに、ウォーキングやヨガなど軽めのスポーツに、リゾートでの羽織にも使える便利アイテムです。

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「エアリズムUVカットシームレスストールカーディガン(長袖)」

肌に触れる面は汗をかいてもさらさら感の続くエアリズム、表側はふんわりパイルで抜群に動きやすいショート丈のロンパース。パッド付きで一枚で着られるのがうれしい!

肌に触れる面は汗をかいてもさらさら感の続くエアリズム、表側はふんわりパイルで抜群に動きやすいショート丈のロンパース。パッド付きで一枚で着られるのがうれしい!

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「エアリズムパイルロンパース(パッド付き)」

今やインナーだけでなく、UVカットのパーカやカーディガン、スポーツウェアやラウンジウェア、寝具まで揃うエアリズム。快適な日常のために、そして新しい快適さに出会うために、ぜひいろいろなアイテムを採り入れてみてください。

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ライター紹介

山木 聖(ライター)

情報出版社の広告ディレクターを経てライターに。銀座と六本木の真ん中あたりに住みながら、そのメリットをまったく活かさないイエナカ大好き系中年。目標は「老人になってもモード系」です。

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