帽子って洗濯できるの?型崩れを防ぐお手入れ法とは? 

帽子って洗濯できるの?型崩れを防ぐお手入れ法とは? 

帽子のお洗濯、してますか?下着やシャツなどと違って、帽子は「着用するたびに洗う」という感覚が薄いアイテムかもしれません。お気に入りの帽子の汗や皮脂汚れ、においが気になり始めた時のために、お手入れの基本をマスターしておきましょう。(文・山木 聖)

トップ画像のアイテム→「UVカットアジャスタブルハット」

まずは洗濯表示マークで洗えるか洗えないかをチェック

お手入れを始める前に、まず帽子の内側についているタグの「洗濯表示マーク」を見てみましょう。
洗濯表示マークは、それぞれの帽子に適した洗い方、乾かし方などを示しています。

帽子についている洗濯表示マークに従ってお手入れを。

帽子についている洗濯表示マークに従ってお手入れを。
(Mint Fox/shutterstock.com)

上の一覧表の中で家庭での洗濯方法を表しているのは、「水が入った桶」のようなマーク。
■このマークがついていたら/家庭の洗濯機で、普通の強さ(標準コース)で洗うことができます。
 ※マークの中の数字は「この温度以下の水温で洗いましょう」という意味です。
 ※水温が黒丸で表示される国や地域もあります。マークの中に黒丸が入っている場合、黒丸1個は30℃、2個40℃、3個50℃、4個60℃、5個70℃、6個なら95℃以下の水温で洗うことが推奨されています。
■このマークにバツ印がついていたら/洗濯は禁止。家庭での洗濯はできません。
■このマークに手が描かれていたら/手洗いでの洗濯が可能です(水温は40℃以下)。
■桶マークの下に横線がある場合、1本なら「優しく」、2本の場合「非常に優しく」扱いましょう。

漂白剤の使用に関する表示は三角形のマークです。
■ただの三角形なら/塩素系、酸素系どちらの漂白剤も使えます。
■三角の中に斜め線が入っていたら/酸素系漂白剤のみ使えます。
■三角にバツ印がついていたら/漂白剤の使用は禁止です。

アイロンの使用に関する表示は、アイロンのマーク。

■アイロンマークの中に黒丸が入っている場合/黒丸1個は低温(110℃)、2個は中温(150℃)、3個は高温(200℃)以下でアイロンがけが可能です。
■アイロンマークにバツ印がついていたら/アイロンがけは禁止です。
■アイロンマークの下の斜め線にバツ印がついていたら/スチームは禁止です。

ドライクリーニングに関する表示は丸印です。
■「P」の文字が入った丸印は/パークロロエチレンおよび石油系溶剤によるドライクリーニングが可能。
■「F」の文字が入った丸印は/石油系溶剤によるドライクリーニングのみ可能です。
■「A」の文字が入った丸印は/どのような溶剤でのドライクリーニングも可能。
■「W」の文字が入った丸印は/ウェットクリーニングが可能です。
■丸印にバツがついていたら/ドライクリーニング禁止です。

マークのほかに、文章による注意書きがある場合はそちらもチェックしましょう。

家庭での洗濯が可能な帽子の洗い方・干し方

ここからは、実際のお手入れの仕方を紹介します。
洗濯機の使用、または手洗いが可能な帽子の場合、洗い方の手順は以下の通り。
帽子の色落ちや型崩れなどが心配な場合、使用する洗剤は優しく洗えるおしゃれ着洗い用の液体洗剤がベターでしょう。

■帽子を洗う前にしておくこと(洗濯機・手洗い共通)

(1)リボンや羽根、バッジなどの付属品はあらかじめ外しておきましょう。
(2)色落ちのチェック/汚れてもよい白い布に洗剤の原液を塗り、帽子の裏側など目立たない部分を軽くたたきます。白い布に色が移るようなら色落ちの可能性があるので注意しましょう。
(3)色落ちしないことを確認した上で、汚れがひどい部分は洗剤の原液を少量つけたスポンジなどで軽くたたきます。

■帽子の洗い方〜洗濯機編〜
(1)帽子を折りたたまずに洗濯用ネットに入れます。
(2)「ソフト」「ドライ」「手洗い」「弱」など、水流の弱いコースで洗います。
(3)脱水時間を指定できる場合はごく短めに設定しましょう。
※コースの名称や水流の強さ、脱水時間はお使いの洗濯機によって異なります。必ず仕様書を確認してください。

■帽子の洗い方〜手洗い編〜
(1)洗い桶や洗面器に水(または40℃以下のぬるま湯)をためて所定の量の液体洗剤を入れ、よく溶かします。
(2)帽子を入れて優しく押し洗いします。
(3)何度か水を換えながら、泡が出なくなるまですすぎます。
(4)絞らず手で押すようにして脱水した後、乾いたタオルに包んで軽く押さえ、水気を抜きます。

■帽子の干し方(洗濯機・手洗い共通)
洗い終わった帽子は、形を整えて平干し用のネットや台にのせ、直射日光の当たらない場所で干しましょう。
平干し用のネットや台がない場合は、調理用の小さいザルにかぶせたり、帽子の中に乾いたタオルを詰めて形を整え、風通しのよい場所に置いて乾かしたりする方法もあります。

以下、帽子のタイプ別に気をつけたい点を挙げていきましょう。

綿やウールのニット帽、ビーニーキャップ、ワッチキャップなどは、縮みや毛玉に注意。 手洗いでも高温のお湯を使ったり、強く揉んだり擦ったりしないよう、優しく取り扱いましょう。

綿やウールのニット帽、ビーニーキャップ、ワッチキャップなどは、縮みや毛玉に注意。
手洗いでも高温のお湯を使ったり、強く揉んだり擦ったりしないよう、優しく取り扱いましょう。

画像のアイテム→「リブビーニー」

綿、麻、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの素材を使った布製のハットは、洗濯バサミで吊り干しにするとフォルムが変わってしまう恐れがあります。必ず前述の方法で平干しを!

綿、麻、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの素材を使った布製のハットは、洗濯バサミで吊り干しにするとフォルムが変わってしまう恐れがあります。必ず前述の方法で平干しを!

画像のアイテム→「キャンプハット」

洗濯もクリーニングもNGな帽子のお手入れ法は?

洗濯表示の洗濯マークやクリーニングマークにバツ印がついていたら、その帽子は洗濯機洗いも手洗いも、クリーニングも不可です。

麦わら、紙(ペーパー)、フェルトなど、洗えない素材でできている帽子の場合
●乾いた汚れやホコリは、柔らかいブラシで落とします。
●表面の軽い汚れは、裏側に乾いたタオルをあて、水に浸して固く絞ったタオルでポンポンとたたくようにして落とします。


レザーやスエード、フェイクレザーの帽子の場合
●日常的なお手入れなら、レザーやフェイクレザーは乾いた柔らかい布で拭き、スエードは軽くブラシをかけておきましょう。
●汚れが気になる場合は専用のクリーナーを使います。それぞれの素材に適したクリームやオイル、防水スプレーなどであらかじめ汚れを防止しておくことも大切です。

上記いずれの素材でも、帽子の内側に「スベリ」「汗取り」「ビン皮」「スウェットベルト」などと呼ばれる帯状の布が巻いてあることがほとんどです。皮脂や汗のつきやすい部分なので、水に浸して固く絞ったタオルでこの部分をこまめに拭いておくとよいでしょう。

ストローハットや紙素材のハットはあまり水に強くないので、雨が降っている時の着用はおすすめしません。濡れてしまったら、水気を拭いた後、中に乾いたタオルを丸めて入れ、風通しのよい場所で乾かします。

ストローハットや紙素材のハットはあまり水に強くないので、雨が降っている時の着用はおすすめしません。濡れてしまったら、水気を拭いた後、中に乾いたタオルを丸めて入れ、風通しのよい場所で乾かします。

画像のアイテム→「アジャスタブルキャペリンハット」

こういうハットはクラウン部分の形が命!型崩れしないよう、日常のお手入れはブラシでホコリを落とす程度に。内側のスベリ部分の汚れが気になる場合は、市販の汗取りテープなどを活用するのもいいかも。

こういうハットはクラウン部分の形が命!型崩れしないよう、日常のお手入れはブラシでホコリを落とす程度に。内側のスベリ部分の汚れが気になる場合は、市販の汗取りテープなどを活用するのもいいかも。

画像のアイテム→「アジャスタブルナカオレハット」

帽子にはさまざまな素材が使われています。お気に入りの帽子を長く使い続けるためにも、洗濯表示マークをよく見て、それぞれの素材に適した洗い方、乾かし方で適切にお手入れしましょう。

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ライター紹介

山木 聖(ライター)

情報出版社の広告ディレクターを経てライターに。銀座と六本木の真ん中あたりに住みながら、そのメリットをまったく活かさないイエナカ大好き系中年。目標は「老人になってもモード系」です。

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