最新ヒートテック情報!素材・効果・種類の進化を大解剖

最新ヒートテック情報!素材・効果・種類の進化を大解剖

2003年の発売以来、世界中で愛されるユニクロのヒートテック。累計販売枚数は約10億枚にのぼるというから驚きです。ユーザーの声や先進の技術を採り入れて、年々進化し続けるヒートテック、その魅力と最新情報を詳しくお届けします。(文・山木 聖)

独自のテクノロジーでファンを増やすヒートテック

今やヒートテックは、キッズから年配の方まで、幅広い年齢層に浸透。長年選ばれてきた最も大きな理由は、やはり「着て実感する暖かさ」にあります。

■初めて購入された方は…

『ヒートテックを着たことがなく、初めて買いました。みんな暖かいって言ってるけどこんな薄いので暖かいの?と思いましたが着た瞬間ビックリしました。暖かい!洗濯してもヨレヨレにならず、着心地も良い。いい買い物をしました。』(女性)
『着ているという安心が、冷える朝夕に感じられます! かといって、暖房が効いている部屋にいても不快に感じないのは嬉しい』(20代女性)
『肌に当たった感じが良くて気持ちいいです。この冬ヘビロテします!』(20代女性)
『今頃初めて購入しましたが、もっと早く購入していれば良かった。肌触りもサイズ感も良かったし、ほんのり温かくなる感じで蒸れる感じが全く無かったのも良かったです。同商品同サイズ追加で買います。』(40代男性)


■リピーターの方も…

『秋冬になったら毎日仕事着のインナーとして着てます。薄手であたたかく、乾きも速くて助かります。』(30代女性)
『大好きな商品です。毎年やはり買ってしまいます。今回はグレーを買いました。車移動の時も最初は寒いので必ず着ています。うっかり着ないで出掛けた時は芯から冷える感覚があったので、手放せません!とにかく薄くて楽だし洋服にひびかない所も気に入っています。』(30代女性)
『毎年何枚か購入しています。動きやすいし、一枚で暖かい。重ね着しても着ぶくれしないし窮屈にならない。毎日愛用してます。』(30代女性)
『とても重宝しています。体を動かす仕事をしているのですが、寒い日でも薄着で居られるので、作業性が良く助かっています。』(40代男性)

ヒートテックの暖かさの歴史は、世界的繊維メーカー「東レ」とタッグを組み、ヒートテックのためだけに独自の糸を開発するところから始まりました。

「人間の体から発せられる水蒸気を繊維が吸着し、水分子のもつ運動エネルギーを熱エネルギーに変換して発熱する」。それがヒートテックの暖かさの原理です。
意外に思われるかもしれませんが、私たち人間は、汗をかいていないときでも1日に約500ml〜800mlもの水分を体の表面から蒸発させています。ヒートテックは、先端のテクノロジーで作られた特殊な糸を、特殊な構造で編み込むことによって、その水蒸気をムダなく吸着して素早く水に変換。暖かな空気を発生させ、さらにその暖かな空気を繊維と繊維の間の空気層に留めることで、保温性を高めているのです。

生地自体が発熱して保温するから、薄くて暖かい!

生地自体が発熱して保温するから、薄くて暖かい!

暖まった空気を逃がさない、超極細繊維による特殊な編み地。

暖まった空気を逃がさない、超極細繊維による特殊な編み地。

ユーザーの声に応え、進化し続けるヒートテック

ヒートテックのさらに凄いところは、先進の繊維テクノロジーとユーザーからの声によって、発売から16年以上経っても、常に進化し続けている点。

例えば、素材。
2003年、発売当初のヒートテックには「中空綿、ポリエステル、ポリウレタン」が使われていました。その後も「より薄く・柔らかく・暖かく」というコンセプトを追求するために研究を重ね、ソフトで水分も吸着しやすいレーヨンや、暖まった空気の保温性を高めてくれるアクリルをプラス。さらに試行錯誤していく中で現在の「ポリエステル、マイクロアクリル、マイクロレーヨン、ポリウレタン」という組み合わせになり、糸を作るためのポリマーの段階からこだわりにこだわったヒートテック独自の生地ができあがっています。
もし、クローゼットの中に昔のヒートテックと最近のヒートテックがあったら、両者を比べてみてください。購入した年にもよりますが、風合いや手ざわり、裾や袖口の縫い目などが進化している可能性大です。

素材の進化によって、機能面もアップデート。
最新のヒートテックは次のような嬉しい特徴をもっています。

【発熱】&【保温】
独自の繊維が、体から蒸発する水分を熱エネルギーに変換。素材そのものが暖かくなります。
また繊維と繊維の間に空気の層を作ることで断熱効果を発揮。発生した熱が逃げにくくなっています。

【滑らかな風合い】
髪の毛の1/10程の超極細繊維で肌をすべるような感触。お子さんや年配の方も着脱がスムーズです。

【ストレッチ】&【形状保持】
特殊な編み方でストレッチ性が向上。どんな動きにもフィットする快適な着心地です。
生地の耐久性も高く、洗濯を繰り返しても型崩れしにくくなっています。

【抗菌】
素材そのものに抗菌加工をプラス。部屋干ししてもにおいが気になりにくくなっています。

【吸放湿】
繊維内部の余分な湿気を吸収、外部に放出する機能で、蒸れを軽減してくれます。

【吸汗速乾】
汗をかいても素早く吸収して乾燥。さらっとした肌ざわりが続きます。※メンズラインのみ

【消臭】
特殊加工で繊維についたにおいの元を吸着・中和して消臭してくれます。※メンズラインのみ

中でも注目したいのは、蒸れやベタつきを抑える「吸放湿」機能です。前述のように、体から出る水分はヒートテックが発熱するうえでとても大切な役割を果たしますが、余分な湿気は衣類の中が蒸れる原因になってしまいます。ヒートテックには、断面が星型の特殊なポリエステル糸を採用。繊維表面の溝を伝って素早く水分が拡散されるため、暖かさはそのままに湿気だけを上手に外に逃がしてくれます。冬場でも、満員電車の中や暖房の強い室内で小汗をかくことはよくありますが、そんなときでも熱や湿気のこもる感覚がなく快適に過ごせるのは、ヒートテックならではのこうした機能のおかげだったんですね。

しっとり滑らかで優しい肌ざわり。着脱時の静電気が少ないのも嬉しい。

しっとり滑らかで優しい肌ざわり。着脱時の静電気が少ないのも嬉しい。

吸湿・放湿に優れた繊維を効果的にブレンドし、余分な湿気を外に逃がす構造に。

吸湿・放湿に優れた繊維を効果的にブレンドし、余分な湿気を外に逃がす構造に。

多彩なデザインが揃い、レッグウェアなどのアイテムも充実

発売当初は、クルーネックTなどシンプルな5アイテムでスタートしたヒートテック。素材や機能の進化と共に商品ラインナップも充実、トレンドやニーズに合わせた新しいアイテム、新しいデザインを展開しています。

この「時代のトレンドやニーズに合わせたアイテムやデザイン」というのがとても重要で、例えばここ数年のブームから今や定番になりつつある、「袖コンシャス」なブラウスやプルオーバー。春夏に引き続き秋冬も人気なので日々のコーデに採り入れたいアイテムですが、フレアやフリルなど素敵なデザインが施された袖口からばっちりインナーが見えてしまったら、ちょっと残念な感じ。寒さ対策のため中に着るヒートテックは半袖やタンク、キャミタイプを選びたいですよね。

同じように、襟元が大きく開いた服を抜き襟で着るときは断然ヒートテックのUネックがいいし、冬場のスキニージーンズには薄くて暖かいヒートテックのタイツやレギンスがあると助かるし、アンクルパンツには足首が冷えないヒートテックのソックスを合わせたい。
お洒落の選択肢を狭めないこと。ユニクロのヒートテックは、寒いのを我慢せずにお洒落を楽しむために、ベーシックな長袖のインナーのほかにもさまざまなトップス、ボトムスに合わせて着られるアイテムを揃えているのです。  

ウィメンズはクルーネック、Uネック、タートルネック、バレエネックと首回りのデザインが豊富です。

ウィメンズはクルーネック、Uネック、タートルネック、バレエネックと首回りのデザインが豊富です。

▼画像のアイテム
「ヒートテックUネックT(8分袖)」

キャミソールやタンクトップ、半袖、ブラ付きヒートテックは秋口から春先までずーっと使える便利アイテム。

キャミソールやタンクトップ、半袖、ブラ付きヒートテックは秋口から春先までずーっと使える便利アイテム。

▼画像のアイテム
「ヒートテックブラキャミソール」

タイツやレギンスも充実のラインナップ。とくにタイツはカラバリ豊富でケーブル模様やラメ入りも。

タイツやレギンスも充実のラインナップ。とくにタイツはカラバリ豊富でケーブル模様やラメ入りなども。

▼画像のアイテム
「ヒートテックニットタイツ(ケーブル)」

豊富な色柄のソックスやハイソックス、レッグウォーマーで足元も快適に。

豊富な色柄のソックスやハイソックス、レッグウォーマーで足元も快適に。

▼画像のアイテム
「ヒートテックソックス(2足組)」

手袋やマフラー、キャップ…。まさに頭からつま先まで、ヒートテックでコーデできちゃいます。

手袋やマフラー、キャップ…。まさに頭からつま先まで、ヒートテックでコーデできちゃいます。

▼画像のアイテム
「ヒートテックマフラー(チェック)」

通常ヒートテックの約1.5倍暖かい極暖と、極暖よりさらに約1.5倍暖かい超極暖

「ヒートテックが役に立つシーン」をさらに広げたのが、極暖(ヒートテックエクストラウォーム)と超極暖(ヒートテックウルトラウォーム)。ユーザーからの「非常に寒いシーンでも使えるヒートテックが欲しい」という声に応えて生まれた新シリーズです。極暖は通常のヒートテックより約1.5倍(※1)暖かく、その極暖よりさらに約1.5倍(※2)暖かいのが超極暖。氷点下など非常に寒さの厳しい時期や地域、真冬のスポーツ観戦や屋外イベント、冷たい風をダイレクトに浴びる自転車やバイクでの通勤通学、寒冷地での観光や凍えるような自然の中での釣り…。こうした特別な寒さも、極暖や超極暖があれば安心。快適さをしっかりサポートしてくれます。

極暖と超極暖、もちろんこのシリーズにもヒートテックならではの最新テクノロジーが活かされています。
単純に生地をぶ厚くすれば、その分空気の層も厚くなるので保温性はアップしますが、それでは「より薄く・柔らかく・暖かく」を追求するヒートテックのコンセプトに反してしまいます。ということで、通常のヒートテックとは生地の編み構造を変え、さらに肌に触れる面を、より空気を蓄えやすく着た瞬間に暖かさを感じられる起毛に。ユニクロ史上最も暖かいヒートテックを生み出すことに成功しています。発熱・保温機能のみならずストレッチ機能や吸湿機能も万全。優しい風合いで肌ざわりもよく、「一度着ると手放せない」というファンを増やしています。

※1 衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出。ヒートテックインナーとヒートテックエクストラウォームを比較し、メンズ1.4倍 ウィメンズ1.6倍のCLO値を算出。試験方法はISO9920。

※2 衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出。ヒートテックエクストラウォームとヒートテックウルトラウォームを比較し、メンズ1.4倍 ウィメンズ1.6倍のCLO値を算出。試験方法はASTM D 1518-85。

ヒートテックと極暖、超極暖の大きな違いは、裏面が起毛になっていること。

ヒートテックと極暖、超極暖の大きな違いは、裏面が起毛になっていること。

極暖は裏起毛で接触温感がアップ。緻密な素材感でカットソーとしても使えます。

極暖は裏起毛で接触温感がアップ。緻密な素材感でカットソーとしても使えます。

▼画像のアイテム
「ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(長袖・極暖)」

超極暖はふわふわの裏起毛でバツグンの保温性。ストレッチ性も高く快適な着心地です。

超極暖はふわふわの裏起毛でバツグンの保温性。ストレッチ性も高く快適な着心地です。

▼画像のアイテム
「ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(長袖・超極暖)」

知っておきたいサイズ感や寿命、長持ちのコツ

最後に、「ヒートテックの素朴な疑問」を、Q&A形式でまとめてご紹介しましょう。

Q1.ヒートテックのサイズの選び方は?
A.ヒートテックは体の表面から蒸発する水分を使って発熱、暖まった空気を留めて保温するので、肌と生地の間にゆとりがありすぎると発熱機能が働きにくく、暖まった空気も外に逃げやすくなってしまう可能性があります。またストレッチ性が高いとはいえ小さすぎるサイズだと締め付け感が生まれて快適さを損ねることになりかねません。素肌に自然に密着するジャストサイズがおすすめです。

Q2.ヒートテックは重ね着するとより暖かい?
A.数年前にユニクロが実験したところ、ヒートテックを重ね着することで、1枚目のヒートテックが作り出した暖かい空気が逃げにくくなり、保温性は高まるようです。その際、2枚目は1枚目よりワンサイズ大きいものを重ねると、よりその効果がアップするとか。ただしこれはあくまでも「ヒートテック2枚重ね」の場合。例えばコットンのブラキャミの上にヒートテックの長袖を重ねたりすると、皮膚から出る水蒸気をヒートテックが充分に吸着できず、暖かさを実感しにくくなる可能性がありますのでご注意を。寒いときに重ね着する人は多いようですが、ヒートテックの2枚重ねを選ぶか、1枚で済む極暖や超極暖を選ぶかは、お好み次第でしょう。

Q3.ウィメンズとメンズの違いは?どう着分ける?
A.メンズのヒートテックには独自の「消臭機能」と「吸汗速乾(ドライ)機能」が付いています。首回りのデザインを見てみると、メンズはクルーネックとVネック、ハイネックのみ。そのため「首元が開いた服を着るときはウィメンズのUネックを着る」という男性は意外に多いようです。暖かさに変わりはないので、求めるデザインや機能、体型に合わせてウィメンズとメンズを使い分けるのもおすすめです。

Q4.ヒートテックの耐用年数はどれくらい?
A.特殊な糸を特殊な構造で編み込んだヒートテックは耐久性が高く、頻度高く着て洗濯を繰り返しても発熱・保温効果や吸放湿機能が弱まることはあまりないようです。ただ、長年愛用したものだったり、着用頻度が高く動きが大きい=摩擦が激しいと、どうしても多少は生地が伸びて薄くなります。そうなると暖かい空気が逃げてしまい、効果を感じにくくなるので、その辺が買い替え時かもしれません。

Q5.ヒートテックを長持ちさせるお手入れのコツは?
A.耐久性だけでなく形状保持機能もあるヒートテックですが、こうした各種機能をできるだけ長持ちさせるには、洗濯機で洗う際、ネットに入れるのがおすすめです。また、ヒートテックの素材に使われているアクリルやポリウレタンは熱の影響を受けやすいので、乾燥機の使用はおすすめできません。アイロンをかける場合は必ず当て布をした上、低温でかけるようにしましょう。

世界中の冬を暖めるヒートテックで、寒い季節を快適に!

世界中の冬を暖めるヒートテックで、寒い季節を快適に!
(Vladiczech/Shutterstock.com)

「冬のマストアイテム」としてのポジションを獲得した今でも、改良を重ね進化することを止めないヒートテック。通常のヒートテックインナーがお手頃プライスで先進の機能が手に入るのは本当に嬉しい限りです。この冬も、次の冬も、ヒートテックでお洒落を楽しみましょう!

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ライター紹介

山木 聖(ライター)

情報出版社の広告ディレクターを経てライターに。銀座と六本木の真ん中あたりに住みながら、そのメリットをまったく活かさないイエナカ大好き系中年。目標は「老人になってもモード系」です。

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