フリースをおしゃれに着こなす 大人可愛いコーデ集

フリースをおしゃれに着こなす 大人可愛いコーデ集

ボリューミーな装いが盛り上がるこの秋冬はフリースを使って、トレンドを意識した着こなしを試してみたくなります。ふわふわの風合いを生かして、ソフトな朗らかムードに仕上げるのが、今季らしいアレンジ。最新コーディネートのポイントは?(文・宮田理江)

パーカに重ねて、大人可愛いストリートレイヤードに

ユニクロのメンズスウェットパーカにフリースノーカラージャケットを重ねて、量感の豊かなレイヤードスタイルに仕上げました。筆者は身長162センチで、こちらのフリースサイズはM。ノーカラーのすっきりしたデザインは襟元のおしゃれが楽しめます。今までの「フリース=カジュアル」というイメージを覆したデザインに惹かれます。

首周り、袖口、裾からパーカをあふれさせて、立体感を強めるのが上手な着方。マキシ丈プリントスカート、スニーカーで「大人可愛い」ムードのストリートスタイルに。ブルゾンほどはカジュアルにならず、ジャケットのようにかしこまっても見えないという、絶妙なバランス。そして、軽くてあたたかい。もこもこの風合いがやさしげな風情も漂わせてくれます。

質感の異なるシフォン系のスカートをマッチングさせると、着姿に深みが加わります。

質感の異なるシフォン系のスカートをマッチングさせると、着姿に深みが加わります。

内側に着込んだパーカをあちこちから露出することで、視覚効果でボディがコンパクトに見えます。

内側に着込んだパーカをあちこちから露出することで、視覚効果でボディがコンパクトに見えます。

購入者の声を見てみると、

『コートのインナーに着たり、ドレススタイルの崩しに使えると思って購入しました。』(20代女性)
『サーカスパンツとかボリュームのあるボトムスにいいかなあと。』(40代女性)

確かに「ふわもこ」の風合いなのに、ボリュームが出すぎないので、コートの内側に着てもよさそう。また、すっきりしたジャケット風の着丈ということもあり、ボリュームのあるボトムスと合わせても重たくなりません。裾下から別のウエアをはみ出させて、丈違いのレイヤードに整えれば、縦長シルエットにも見せられます。

前を留めて、ぬくぬくのきれいめコーディネートに

今度は、エレガントめの着こなしにトライしてみましょう。正面のボタンを一番上まできちんと留めて、シャツ襟をのぞかせています。ボトムスはミモレ(ふくらはぎ)丈スカートで品よく整えました。

先のユーザーレビューにもありましたが、アウターのインナーとしても使えるので、冬はこの上にコートを羽織って、ぬくぬくの重ね着ルックに。カーディガンとジャケットの長所を兼ね備えたような新タイプだけに、見た目の意外感も十分。着こなしに鮮度が加わります。シャツ襟の誠実ムードを、ノーカラーが引き立ててくれるので、お仕事ルックとしても役立ちそうです。

ドレーピーな上品スカートで合わせれば、ジャケット感が強まります。

ドレーピーな上品スカートで合わせれば、ジャケット感が強まります。

フリースならではの穏やかな風合いでリラックスしたムードに。

フリースならではの穏やかな風合いでリラックスしたムードに。

質感をずらして、レトロなミックスレイヤードに

今度はワンピース×ジーンズの最旬レイヤードに合わせてみました。古着テイストを帯びたプリントワンピースの上から、フリースノーカラージャケットをオン。ボヘミアンシックなコーデに仕上げました。気負いを感じさせないジーンズが隠し味のように利いて、ムードが深くなっています。

ワンピースやジーンズなど、フリースと質感の異なる素材を引き合わせることによって、それぞれの風合いが引き立ちます。シフォン系素材で柔和な印象に、レザー系でクールな風情にと、様々な組み合わせが試せます。

着丈が長めのワンピースを選ぶと、きれいな縦落ち感が出ます。

着丈が長めのワンピースを選ぶと、きれいな縦落ち感が出ます。

ボウタイリボンがチラリとのぞいて、クラシックな風情を濃くしました。

ボウタイリボンがチラリとのぞいて、クラシックな風情を濃くしました。

注目トレンドのアシンメトリーを自分流にアレンジ

前後や左右で非対称の「アシンメトリー」は秋冬ルックにドラマを呼び込みます。スカートの丈が前後で違ったり、ジャケットの袖色が左右で違ったりと、手法は様々。どこかトリッキーな見え具合が意外感を引き出します。

筆者流にアレンジしたのがこちら。わざとボタンを留める順番をずらすのです。たったこれだけの工夫で、左右丈違いに見せられます。アシンメトリーなフォルムのジャケットの完成です。ルール通りに着ないスタイリングが盛り上がりを見せているなか、新ルックを探している人向きです。

一段下のボタンホールにはめると、ユーモラスなずれ感が生まれます。

一段下のボタンホールにはめると、ユーモラスなずれ感が生まれます。

襟がずれて胸元が開く分はスカーフやストールで埋めて。

襟がずれて胸元が開く分はスカーフやストールで埋めて。

ノーカラーフリースジャケットはフリースのやさしい質感、襟なしののどかな風情、ジャケットの落ち着きと、3つのムードを兼ね備えているので、着姿を味わい深く演出できます。1枚だけでマルチな表情を呼び込めるから、秋冬コーデのアレンジで切り札的に使ってみてはいかがでしょう。

■この記事に出てきたアイテム
フリースノーカラージャケット(長袖)

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ユニクロ フリース特集

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ライター紹介

宮田理江(ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター)

多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報などを発信。リアルトレンドを落とし込んだ着こなし提案も得意とする。コンサルタントとしてのビジネスも手がけ、企業向け提案、セミナー、イベント出演も多い。

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