冬のパジャマは相性のよい素材で選ぶ

冬のパジャマは相性のよい素材で選ぶ

コットンやシルクなど、パジャマにはさまざまな素材が使われています。何の素材がよいかは一概には言えず、体質や、パジャマに何を求めるかによっても変わってくるもの。冬のパジャマ選びの前に、素材それぞれの特徴を知ることから始めましょう。(文・KANA)

快適な睡眠に欠かせないパジャマ

まず「パジャマって重要なの?」と思われるかもしれませんが、実は、パジャマと睡眠には深い関係があるといわれています。パジャマを着ることで睡眠時の環境を快適に整えておくことで、ぐっすりといい睡眠が得られるのです。

快適な睡眠環境のために、重視すべきパジャマ選びのポイントは3つあります。

1.適度な体感温度を保てる素材
冬は、とにかく保温性が高い素材を求めてしまいがちですが、寒さ、暑さをコントロールするのは断熱性や保温性だけではありません。人は、一晩眠る間にコップ1杯の汗をかくといわれており、吸放湿性も大きなポイントに。

これは暑い時期に限ったことではなく、冬も同様です。布団内の湿度をこもらせないことで、体感温度も適度に保つことができます。

2. 肌触りがよい
日常着と同様、着た瞬間にホッとするようなここちよい肌触りも大切。自分が好きな肌触りのパジャマを選びましょう。

3.体を動かしやすい
寝返りも快眠に欠かせない要素の一つ。手足の動きを妨げないようゆとりがあり、締め付けが少なく、また伸縮性に優れたものもいいですね。

首周りが広く、身頃、袖、ウエストや裾など、睡眠時の窮屈さがないようゆとりをもって作られているのがパジャマの特徴です。

首周りが広く、身頃、袖、ウエストや裾など、睡眠時の窮屈さがないようゆとりをもって作られているのがパジャマの特徴です。

「暑がり」「寒がり」など体質をカバーする素材選び

眠っている間に大量の汗をかいたり、寒くて思わず目が覚めたり…。パジャマの選び方で、それが少し改善できるかもしれません。

<暑がり、汗っかきの人>

○ 綿…吸湿性に優れ、肌触りもよいため、ベビーやキッズのパジャマにも多く使われている素材。さらに、丈夫なので、遠慮なく洗濯ができるという利点もある。

○ シルク…あまり汗を吸うイメージがないシルク。しかし、綿に劣らない吸収力がある。もちろん、しなやかな感触で肌触りも抜群。

<寒がり、冷え性が気になる人>

○ フランネル…ネルシャツに使用される生地で、綿素材を起毛させているので保温性も十分。ふわっとしたやわらかな手触りも魅力で、冬パジャマの定番ともいえる。

○ キルトニット…天竺(後述)を二枚重ねした間に中綿を編み込んだ生地。しっかりと空気層ができるため、保温性が高く、ふっくらした感触も気持ちいい。

<寝ている間によく動く・寝相が悪い>
○ 天竺…Tシャツなどによく使われる生地で、横方向の伸縮性が高く、動きを妨げにくい。

最もポピュラーで着ごこちがよいシンプルな綿素材。

最もポピュラーで着ごこちがよいシンプルな綿素材。

肌触りがいいうえに高級感も演出するシルク素材。

Morozova Oxana/Shutterstock.com

肌触りがいいうえに高級感も演出するシルク素材。

ふんわり、さらさら、好みの肌触りで決める素材選び

ふんわり柔らかがいいか、さらっとしなやかがいいか、肌触りの好みは人それぞれ。一番心地いいと思うものを探しましょう。

<ふわっと柔らかい肌触り>
○ 二重ガーゼ
優しい肌触りで、使い込むうちに柔らかく肌に馴染みやすくなる。通気性や吸湿性にも優れている。

○ パイル…タオルのように、表面の糸がループしているニット生地。厚みがありふんわりとした肌触りで吸湿性、保温性に優れる。

<さらっとした肌触り>
○ サテン…ネクタイやパーティドレスなどのフォーマルアイテムにも使われる素材。光沢となめらかな肌触りが特徴。

ベビー用品にも使われるガーゼ素材。

Gosteva/Shutterstock.com

ベビー用品にも使われるガーゼ素材。

糸がループ状に織られているため、ふっくらとしているパイル生地。


35mmf2/Shutterstock.com

糸がループ状に織られているため、ふっくらとしているパイル生地。

湿気がこもりやすいアクリルはパジャマに不向き

逆に、パジャマにはおすすめできない素材もあります。例えば、アクリルなどが多く使われた生地は、水分を十分に吸収できないので熱がこもりやすく、布団内の湿度が上がり過ぎて、汗で体が冷えることも。

また、先に紹介した素材を使用した衣類であっても、パジャマと日常着では縫製やつくりが異なります。ゆとりがなく窮屈感があったり、表面に加工や装飾が施されていると、眠っている間にストレスが重なってしまうため、パジャマとして作られたものを選ぶことをおすすめします。

パジャマには、ウエストを紐で調節できるようになっているものも。

パジャマには、ウエストを紐で調節できるようになっているものも。

パジャマには、外出着や部屋着から着替えることで、精神的にも睡眠モードに切り替える役割もあります。快適なパジャマは快適な睡眠へと誘ってくれるので、体質や好みにあった、あなたに最適のパジャマを選んでください。

■この記事に出てきたアイテム
コットンパジャマ(パイピング・長袖)
フランネルパジャマ(チェック・長袖)

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ライター紹介

KANA(エディター・ライター)

グルメ、旅行、恋愛、エンタメなど、生活を豊かにするさまざまなジャンルの編集・ライティングを手掛ける。現在、一番注目しているのは、レベルがどんどん上がっているプチプラアイテム。一番注力しているのは、遅すぎた肉体改造。

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