着心地の常識を変える ホールガーメントニットの特別感 

着心地の常識を変える ホールガーメントニットの特別感 

ニットウエアを着る際、大切なのはフィット感です。たとえば、襟周り、胸元、両脇など。たるみやゆがみが生じる理由のひとつに縫い目があります。でも、縫い目ゼロのホールガーメントは抜群のフィット感。きれいなシルエットの秘密に迫ります。(文・宮田理江)

縫い目がないから、ボディにフィット

「ホールガーメント」とは、どこにも接ぎ目のない、無縫製のニットです。一般的なニットウエアは身頃や袖といったパーツを編んで、最後に縫い合わせています。そのため、袖ぐりに縫い目・接ぎ目があるわけです。でも、ホールガーメントは全体を一気に編み上げるので、縫い目がなく、ボディに自然とフィットします。

着心地のよさに加え、ホールガーメントはきれいなドレープを生む点も魅力です。縫い目がない分、動きに合わせて、自然なしわやひだが寄ります。ニットの風合いを「主役」に位置付けて、ボトムスはタイトなパンツで合わせると、セーターのやわらかい雰囲気が引き立ちます。

美ドレープと上質感を引き出してくれます。

美ドレープと上質感を引き出してくれます。

どこから見てもきれいな「360度ルック」

ホールガーメント技術を用いて丸ごと編み上げたニットは縫い目がなく、どの角度からもきれいな「360度ルック」に仕上がります。

縫い目がないから、ニット特有の柔和な落ち感が一段と印象付けられます。トップス裾を一部だけボトムスにウエストインして、残りをあふれさせると、質感を生かした穏やかな表情をまとわせることができます。

ウエストインした部分の上にたるみをこしらえて。のどかな雰囲気を演出。

ウエストインした部分の上にたるみをこしらえて。のどかな雰囲気を演出。

トップスとボトムスではっきり色を変えると、ニットの風合いを強調できます。

トップスとボトムスではっきり色を変えると、ニットの風合いを強調できます。

適度にたるみを生かせば、無地でも単調に見えにくくなります。

適度なたるみを生かせば、無地でも単調に見えにくくなります。

流麗ワンピースでしなやか曲線

ワンピースの着映えを決めるのは流麗なシルエットです。通常のワンピースは、流れ落ちるようなシルエットをセーター同様、身頃や袖といったパーツを縫い合わせる縫い目の存在が邪魔してしまいがち。ホールガーメントのニットワンピースなら、無縫製ならではの一体感が生まれます。ニットがボディになじんで、しんなりとした曲線が寄り添います。

ニットワンピースが世界的なトレンドアイテムに浮上してきたのも、着心地のよさが理由の一つです。バストの位置を高く見せてくれるのは、ホールガーメントならではのうれしい特長。ウエストや裾フレアなども、きれいなカーブを描くので、全体のフォルムがたおやかに映ります。

ワンピースをニットで仕立てると、気負わない自然体ムードを醸し出してくれます。

ワンピースをニットで仕立てると、気負わない自然体ムードを醸し出してくれます。

ノーストレスで着痩せ効果も

実はホールガーメントは日本で誕生した技術です。専用の編み機も日本で開発されました。縫い目の有無は大した違いではないと思う人がいるかもしれませんが、実際に着てみれば、違いは歴然。引っ掛かり感がないということが、どれほどノーストレスな着心地につながるのかを肌で感じ取れます。

縫い目が走ることの多い両脇もしっかりボディにフィットするから、見た目もすっきり。着痩せ効果が期待できます。着心地に加え、しなやかなシルエットが着姿をやさしく上品に印象づけてくれるから、オーダーメイドのような感覚でまとえます。

ボディにジャストフィットしても心地よい着心地を実感できます。

ボディにジャストフィットしても心地よい着心地を実感できます。

着心地と見た目という、これまではどちらかを犠牲にしがちだった2大メリットを、高いレベルで両立させたホールガーメントは「発明」と呼べる技術です。一度試せば、今まで着ていた服とのフィット感の違いを即座に実感できるはず。引っ掛かりのないニットウェアは伸びやかな気分に誘ってくれるから、オフィスでもプライベートでも着続けたくなりそうです。


※ホールガーメントは、株式会社島精機製作所の登録商標です。

■この記事のポイントのまとめ

縫い目がないから、ボディにフィット
どこから見てもきれいな「360度ルック」
流麗ワンピースにしなやか曲線
ノーストレスで着痩せ効果も


■この記事に出てきたアイテム
3Dコットンコクーンセーター(長袖)
3Dメリノモックネックワンピース(7分袖)

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